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経営改善しなきゃ

どうやって所得を上げて行くか。

「所得を上げる」には「売上向上」、「コスト削減」の方向性がある。今年大きく改善しなければならない「売上向上」は「生産の効率UP」と「販売の効率UP」に分かれる。

この2つ、どっちも大切だけど、今の自分たちにとって改善の余地が大きいのは「生産の効率UP」でしょう。

これからの農業は売り方や販売先の開拓が重要だとよく言われますが、それにはまずおいしい野菜を効率よく計画通りきちっと生産できることが大前提です。

それに、改善の効果を金額的に見ても、 「生産の効率UP」>「販売の効率UP」 と考えます。 具体的に言うと、今までの販売先で100万円分のお金になった野菜は、いくら利益率の高い販売先を見つけてそこへ販売することができたとしても同量の野菜が決して2倍の200万円には化けることはない。劇的な改善は容易ではなく、2割程度の改善が限界か(加工品を製造して販売する策は今は考えないとして)。それでも2割は大きいですけどね。

一方の生産の効率UPは栽培作物の選択、作業効率の向上、きめ細かい行動計画とその実践、畑の耕作回転率向上、栽培技術の向上などなど、やれることを組み合わせれば、同じ耕作面積から仮に100万円しか生産できなかったものを2倍~3倍の生産高にする伸びしろが残っていると考えています。

つまり、まだまだ生産に関してアマチュアだっちゅうことです。農業でやりようによっては生き残れるってつまりこういうことだと思います。作れと言われたものを闇雲に作るんではなく、土地や施設、時間、労働力、栽培作物、販売先を最大限に活用して自分たちで最適解を導きだす。そしてそれを技術で実践する。

まあそんなとこです。
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テーマ : 農業
ジャンル : 就職・お仕事

助成金のご利用は計画的に!!

今日の作業は相変わらず、牛舎内の休憩所の大掃除です。ホコリをかぶった棚やボロボロのソファー等を部屋から全て搬出し終わりました。

掃除の話はこれ以上広がらないので、今日はこれから農業研修を受けようと考えている方の参考になればと思い、就農するまでの助成金の話をしたいと思います。

ここ岩手県では自立営農を開始するまで(つまり研修期間中)、家賃半額補助と農業大学校の新規就農者研修の学費の半分(つまり5万円)の補助があります。他にも研修指導農家へ研修生1人当り5万円/月の指導経費が助成され、それを農家さんと研修生で折半するケースもあるようです。

ただし、当たり前ですが、申請しないともらえません。申請時期も大切です。予算枠があるので早い者勝ちなんです。
お役所の年度が4月始まりの3月終わり。これ一番大事。
4月から予算を使い始めるのですが、それ以前の1月~3月に予算の使い道がほぼ決まってたりするんです。私の場合は4月に岩手に移住して、それから詳細を詰めて助成金の問い合わせをしたのですが、時すでに遅し。農大の学費も家賃半額補助も全て予算が残ってないってさ。

一番腹立つのが、農大の学費の半額助成。新規就農者研修の定員15名なんだから、15名×5万円の75万円を予算立てしておけば良いのに、数名分しか予算を用意していない。そうすると、助成金の申請順の早い人だけが5万円もらえるのだ。おかしいよ!!同じ事やっているのにもらえる人ともらえない人が出てくるのは!!

教訓:お役所の年度を把握して、来年度の予算枠が成立したらすぐ声をあげること!!

テーマ : 農業
ジャンル : 就職・お仕事

農家研修 or 農業法人  

認定就農者になる、ならないに関係なく、自分で営農を開始する前には必ず農業法人か農家さんでの研修を行うべきだと思います。私の場合はキュウリを経営の中心に持ってこようと机上で決定したので、本当に自分でできるか確認の意味のためにもキュウリ農家さんに絞って研修先を探しました。

遠野市から紹介してもらった研修先の農家さん一家は本当に仕事面、人間性共に尊敬できる人で、私たちが今年から自立して農業をやる基礎をつくってくれた恩人です。技術、機械、農家としての生き方・考え方、イカ釣り(笑)などなど、あらゆることを教えてもらいました。師匠の顔に泥を塗らないよう、頑張ります!!
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↑私たちの畑を整地しに来てくれた師匠の後ろ姿(去年の11月撮影)

一方、農業法人については研修経験がないので詳しい事はわかりません。が、個人的には、農業を人に雇われて仕事とするのに違和感がありました。雇われてやる農業はこの仕事の面白さ(作るだけじゃなく、経営判断したり販売戦略考えたり)が半減して、野良仕事というか単なる肉体労働みたいになっちゃいそうで・・・。
でも勉強しながら、給料をもらえるのは最高ですね。

テーマ : 農業
ジャンル : 就職・お仕事

学校での農業研修について考える

今日はこれまでやってきた学校関係の研修についてまとめます。

まず、東京にいる時に就農準備校で「農業経営」を修了しました。
(これについてはこのブログの08年3月にもう少し詳しく書いてあるのでご参照ください)

その後、就農場所である岩手に移住し、岩手県立農業大学校新規就農者研修入門塾という2講座を受講しました。
入門塾は週一回で20回以上あったと思いますが、受講料は1万円。オンザジョブで約20種類の野菜栽培の基本が学べます。ただし収穫後の出荷調整作業を教えてもらえないのが残念です。野菜によっては作業時間が栽培以上に、一番取られるのが調整作業だったりするからです。

新規就農者研修は毎月1回の平日2泊3日研修を10ヶ月に渡って行います。接木
県内各所から集まって来た15名の同じ目標を持った仲間と約1年を過ごすことで、自分のモチベーションを維持し続ける事ができました(研修の初日の夜は、毎回1ヶ月間に地元で行った研修や様々な進捗状況をお酒を飲みながら話し合うのです)。また、県内の先進農家さんの圃場見学も数多く組まれています。百聞は一見にしかずで、大変勉強になると思います。研修最終回には自分の営農計画を発表しますので、最初は何を作るかについてノーアイデアであっても、修了までにはイヤでも何となく形になるはずです。この研修は10万円です。

各都道府県には概ね農業大学校があるはずです。あくまで学校なので、本当の意味でのプロの技や農家収入に関する情報提供はあまりありませんので、物足りない部分もありますが、研修費用が安く、県内のたくさんの同士と知り合えるいうことが最大の魅力です。
さらに研修中は会社員でもないし(当然ですが・・・)、まだ農家とも言えないしで、自分の所在がなくなる(つまり無職!)ので、「農大に通ってます」が社会的な免罪符となること請け合いです(涙)。それは冗談としても、「認定就農者」をとりたい方は、審判の際、農家になりたい本気度が伝わりますので、「新規就農者研修」の類いを受講する事をお勧めします。

ただし、学校での研修だけでは絶対に経験が不足です!!
並行して農家研修か農業法人での研修を積みましょう!!

テーマ : 農業
ジャンル : 就職・お仕事

就農場所を考える

遠野盆地

就農を決めたら、まずやるべきは就農場所の検討になると思います。
就農場所はこれから作っていきたい野菜や果樹の作目と大きく関連性がありますので、慎重に検討した方が良いと思います。

その土地の気候が作りたい作目に適しているか、ブランド力のある産地か、自分がやりたい農業ができる環境なのか・・・など、ですね。

そんなことを偉そうに言っている自分たちは、妻の実家が岩手県遠野市にあり、兼業農業を営んでいる事と、自然のたくさん残った風景が好きでここに決めました。
もし、もう一度検討できるなら、大量消費地にもう少し近いこと専業農家率が高いこと、雪があまり降らないことを条件に入れて総合的に考えるかもしれませんね。

住んでみて実感しましたが、東北圏内の消費力は関東と比べ物にならないくらい小さいです。遠野産の野菜が目指すべきはやはり東京です。その際立ちはだかるのは、送料という壁です。商品代金にプラスされる送料700円をどう思いますか?

さらに専業農家率が低いとどうなるか。
新規就農者のほとんどが前職を辞するという大きな決断の末、農業で稼ぐんだという大志を抱いて、その土地に乗り込むと思いますが、その心が簡単に折られます
兼業農家が大勢を占める土地では、農業だけで食べて行けるとは考えていません。他所から来た人が農業で食べていきたいなどとのたまおうものならまずやってみればいいんだぁ」とか「趣味でやるには最高なんだ、農業は」などと軽くあしらわれるのは序の口で「絶対に食べていけない」と言い切られることさえあまたあります(涙)。
やはり意識の高い人たちに囲まれた方が幸せだと思います。

でも、結局我々は「住めば都」で、遠野にして良かったと思います。上記のこうだったらなぁと思う点は、自分たちでこれから解決策を探していく醍醐味がありますから!!

最後に。
場所の選定ができるのは、非農家出身の新規就農者の特権です!!

テーマ : 農業
ジャンル : 就職・お仕事

プロフィール

あさひ農園夫婦

Author:あさひ農園夫婦
11年勤めた広告会社を退職し、東京から岩手県へ移住して新規就農しました。いつのまにか世の中は農業ブーム。そうはいっても非農家が農家になるのはまだまだ難しい。そんな就農希望の人たちに参考になればとの思いです。
聞きたい事があったら何でもお教えします。何だったら実際お会いしてもいいし、電話でもokです。いつでもコメントお待ちしてます。

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